※5月14日を予定しておりました本セミナーは、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受け、皆様の健康・安全を最優先に考慮した結果、8月6日に延期となりました。

株式会社技術情報協会様主催のセミナーにCLIP会長・弁理士 松下と弁護士 石橋の登壇が決定!
ぜひご参加ください。
株式会社技術情報協会ホームページ https://gijutu.co.jp/

先行企業を打ち破る

他社特許分析の仕方と知財戦略への活かし方

開催概要

セミナー内容と詳細

他社特許は自社の事業範囲を制約する可能性があり、その権利範囲によっては自社事業に大きな影響を及ぼすことがあります。そのため、事業・開発戦略を立てる上で早いタイミングで先行企業特許を正しく分析し、対応する必要があります。また、自社が先行企業の特許を回避した技術を開発した場合に、その開発技術をさらなる後発企業に模倣されないようにする必要があります。
本講演では、他社特許の権利範囲を特定するだけでなく、特許権が独占権ではなく排他権であることに基づいて、その特許を分析して、自社事業への影響を最小限に抑える戦略立案についてお話しします。また、特許情報には市場では公開されていない他社の開発内容や、市場の商品やサービスを分析しても特定できない技術情報が詳細に記載されていることが多々あり、他社の事業戦略を知る上で、また自社開発に役立つ技術情報を取得する上でも非常に有用です。他社の特許情報をどのように分析して事業に活用する方法を説明します。さらに、後発企業における知財業務の成果としての契約の基礎についてもお話しします。

1.他社特許分析・対策に必要な特許制度概要
2.特許情報の種類と内容
3.特許データベースの使い方
4.知財ポートフォリオ
5.特許情報の読み方
6.他社特許の分析
7.他社特許のリスクの特定
8.他社特許の弱みの特定
9.他社特許の弱みに基づいたリスクへの対応
10.他社特許分析結果に基づく知財戦略
11.強い特許を取得するために(守りと特許と攻めの特許)  
  11-1.自社事業リスクとなる他社企業の特許網を破る・攻略するには  
  11-2.自社の後発企業に対抗するための特許  
  11-3.強い特許をとるための早期審査と審査インタビュー
12.AI特許の観点から見る他社特許の弱みの特定と自社事業リスク
13.知財業務の成果としての契約の基礎
【質疑応答・個別質問・名刺交換】

開催日

2020年8月6日(木)10:30~16:30

開催会場

株式会社 技術情報協会 セミナールーム
東京都品川区西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F

料金

1名につき50,000円(消費税抜き、昼食・資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき45,000円(税抜)〕
※大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧ください。

申込方法

お申込みはこちらからお願いします。

講師ご紹介

IPP国際特許事務所所長・弁理士 松下昌弘
これまで多くの中小企業の知財業務に係わり、数々の成功する企業と失敗する企業の実態を目の当たりにしていく。その中で、成功している企業には、ある共通点があることを発見する。知財業務で「勝ち組企業」に変える知財戦略コンサルタント。各種協会、企業、大学でのセミナー講演150回以上。
日本弁理士会、アジア弁理士会、国際商標協会INTA 会員、日本薬科大学客員教授、
早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻修了
パラレルプロセッサ―のコンパイラの開発
[実務経歴]
企業知財業務のコンサルティング、教育、特許・意匠・商標・不正競争防止法に関する係争、訴訟、差止事件、知財価値評価、調査、契約、発明創出支援
[主な著作]
『中国知的財産管理実務ハンドブック』(中央経済社)、『知財紛争トラブル100選』(三和書籍)

㈱プロファウンド 代表取締役 石橋 秀喜
[実務経歴]
東京都庁、オリンパス、アクセンチュア、アルプス電気、IPトレーディング・ジャパン等を経て、プロファウンドを設立。大手企業の法務責任者としての豊富な経験をもとに、企業の法務の支援をしている。米国ニューヨーク州弁護士、米国公認会計士、米国経営学修士(MBA)、行政書士。民間・公的機関主催のセミナー、社内研修講師の経験多数。
[主な著作]
特許小説『パテントトロール』、『武士道的交渉術』、『凡人力』